高カカオチョコでダイエット?チャンカワイが検証!ほかの効果は?

チョコレートの画像 未分類

2024年6月3日TBS系「巷のウワサ大検証!実際どうなの会」気になる体重・身体のウワサSPにて【高カカオチョコレートを食べると太らないという噂は実際どうなの!?という内容の検証をお笑い芸人のチャンカワイさんが高カロリーメニューを食べまくって行っていました。

本当に高カカオチョコでどんな検証結果になったのか?
高カカオってどんな効果あるの?
など、高カカオチョコレートについてまとめてみました。
よかったら最後までお付き合いください。

高カカオチョコレートで太らない身体になる!

チョコレートの画像
画像出典:dietsoul.jp

高カカオチョコレートを食前に一口食べるだけで太らないって本当!?
というウワサの検証をチャンカワイさんが3日間チャレンジしました。
チャンカワイの画像
画像出典:スポニチ

チャレンジの内容は、高カカオチョコレート(70%以上)を食前に一個(5g)食べるだけ!
高カカオチョコレートを食べることで血糖の上昇を緩やかにし、計算上は高カロリーなものを食べても大丈夫だそうです!
・検証期間は3日間
・朝昼夜、毎食1kgの食事を摂取
・食前に70%以上の高カカオチョコレートを1口(5g)食べる
(1日目72%→2日目86%→3日目95% 含有量を高くしてみて検証)

専門家の意見では、「同じ1,800kcalで高カカオを摂り入れる場合、むしろ痩せる可能性は十分ある」とのこと。

さて、実際効果はあったのでしょうか?

結論から言うと…痩せてはいませんでした。
しかし、総摂取カロリーから見ると大健闘の結果となりました!!

チャンカワイの3日間の食事とカロリー

1日目
・朝 特盛かつ丼 約1,800kcal
・昼 味噌バターコーンラーメン(ライス付き) 約1,400kcal
(スープも飲み干しました 笑)
・おやつ パンケーキ 約600kcal
・夜 焼肉定食 約2,300kcal
総重量3.3kg 約6,000kcal

2日目
・朝 カツカレー 約2,300kcal
・昼 カルボナーラ 約2,200kcal
・おやつ チョコレートフォンデュ 約300kcal
・夜 チーズインハンバーグ定食 約2,000kcal
総重量3.3㎏ 約6,800kcal

【3日目】
・朝 チーズインオムライス 約2,200lcal
・昼 お好み焼き&たこ焼き 約2,400kcal
・おやつ ドーナツ2個 約400kal
・夜 ミックスフライ定食 約2,100kcal
(トンカツ・カニクリームコロッケ・メンチカツ)
総重量3.3kg 約7,100kcal

3日間の摂取カロリー  約19,900kcal

こんなに食べれるチャンさんも凄い!!

3日間の体重の変化は?

スタート前 92.0kg
1日目    91.6kg(-0.6kg)
2日目    92.0kg(+0.6kg)
3日目    92.6kg(+0.6kg)

検証結果はスタート時より+0.6kg増えていました。
ただ、高カカオチョコレートが体重増加を抑えてくれたともいえるのではないでしょうか?
一般の方の食事量であればむしろ十分に痩せる効果はあると思われます。

カカオって他にどんな効果があるの?

カカオは昔、不老長寿の薬として重宝されてきた食材で、学名では「テオブラマ・カカオ」といい「神の食べ物」という意味があるそうです。
いったいどんな効果があるのかまとめてみました。
※以下の効果は、高カカオの食品の場合です。
※パーセントの低いカカオチョコレートはこれに該当しない場合があります。

1.ダイエット・体重維持の効果
これは先ほど紹介した通り、血糖値の上昇を抑えてくれる効果があります。

2.抗酸化・抗菌化
カカオにはフラボノールという抗酸化作用・抗炎症作用があるポリフェノールが豊富に含まれています。

3.血圧を下げる
こちらもフラボノールの効果で血圧も下げてくれる効果があります。

4.心臓発作・脳卒中の予防
同じく、フラボノールが窒素の濃度に作用する事で、動脈・血管を拡張させる事で血流が改善されます。
更に、カカオはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らし、血糖値を改善し、炎症を少なくする効果もあります。

これらのカカオに見られる特徴は心臓発作や心疾患、脳卒中などの病気のリスクの低下に繋がります。

合計15万人を対象とした9つの研究を解析しレビューでは、チョコレートを多く食べていた人ほど心臓発作や脳卒中からの死亡リスクが低かったことを発見しています。

また、他の研究によって1日に19〜30g程のチョコレートを食べると心不全のリスクが下がったことが示されており、30g以上チョコレートを食べても効果は得られなかったようです。

5.血流改善による脳機能の修復
カカオにも含まれているポリフェノールは、血流と脳機能を改善することで神経変性病(アルツハイマー病やパーキンソン病など)のリスクを低下させる働きがある事が判明しています。

特にカカオが多く含んでいるフラボノールは、窒素の生成に影響する事で血管の筋肉を弛緩させ、脳に送られる血液量を多くします。

34人の高齢者を対象とした研究では、2週間のカカオの摂取で脳への血流量が10%増加した事が判明しており、他の研究でも毎日カカオを摂ることで精神状態の改善などに貢献したことを示しています。

まだ研究は進められており、病気への効果は確定したものではありませんが、脳機能の改善効果がある事が複数の研究からわかります

6.ストレス軽減やリラックス効果
カカオには気分や鬱状態の改善にも関係しているようです。

この影響はカカオのフラボノールやトリプトファンのセロトニンへの変換、カフェインなどの影響だと考えられていますが、単純に美味しいチョコレートを食べる事が気分の向上につながっている可能性もあるようです。

妊娠中の妊婦を対象にしたチョコレートの摂取の研究、より頻繁にチョコレートを食べていた人ほど、胎児のストレスや気分が改善されていたことが発見されています。

また、高齢者を対象とした研究では、チョコレートを食べることで全体的な健康状態・精神衛生の改善がなされている事が示されています。

7.糖尿病の改善
チョコレートの食べ過ぎは血糖値の上昇につながるため糖尿病によくありませんが、カカオ自体には糖尿病を改善させる効果があります。

カカオのフラボノールは、
①腸内での炭水化物の消化と吸収を遅め、
②インスリンの分泌を促し、
③血中から筋肉へ糖が運ばれるように刺激をする役割をしている事が研究で明らかにされています。

更に、フラボノールが多く含まれているダークチョコレートの摂取はインスリン抵抗性を低下させ、血糖値コントロールの働きを改善させる効果があり、第II型糖尿病のリスクを低下させる作用が確認されています。

8.肌トラブルの改善や口内ケア
カカオは、その免疫作用・抗菌作用から、口内での細菌の繁殖抑え、虫歯の形成や歯茎の病気から保護する作用がある事が期待されています。

しかし、砂糖の多く入ったチョコレートは逆効果である事がこれまでの研究で確証されているため、カカオ自体・カカオを多く含んだ製品を食べなければ口内健康への効果は期待できません。

カカオはよくニキビの原因とされる事が多いですが、むしろカカオポリフェノールは皮膚に対して良い影響がある事が研究で示されています。

長期間にわたるカカオの摂取は、日射からの保護や皮膚内の血液循環の促進、肌の質感と潤いの改善などの効果がある事が複数の研究で示されているため、カカオは肌・皮膚などの美容面でも非常に重宝される存在です。

まとめ

今回は高カカオチョコレートを摂取するダイエットとカカオの効果についてまとめてみました。

ダイエット効果もすごいですが、カカオには色々な効果が持てるスーパーフードだったことに今更気づきました。

もし、これを読んで取り入れてみたいと思ってくれた方はくれぐれも摂取量には気を付けてくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました